Hydrospineのコンセプトは、実用的で快適なウェイトが十分にないという問題から生まれました。形状のデザインには、海洋生物やスピードを追求したマシンからインスピレーションを得ています。また、構造には流体力学が影響を与えており、モジュラー性を保ちつつ、体の様々な動きに追従できるように構造を見直す必要がありました。
Hydrospineのユニークな特性は、最大6キロの重量を支えることができる唯一の背部バラストであることです。また、容器内の鉛の分布を素早く簡単に調整できることも特徴です。その他の利点としては、そのモジュラリティ、快適さ、水中での最適な滑走を可能にする流線型の外観、そして素早いリリースバックルによる安全性が挙げられます。
Hydrospineの製造には、全て防水で、容易に入手可能で低コストな素材(エラスティックとポリプロピレンのストラップ、プラスチックのバックル、テキストと鉛)が使用されています。シェルは、サイドオープニングのジップ付きの熱成形テキストで作られています。内部構造は、鉛を固定するためのスロットと、全ての動きに追従するためのアコーディオンリブがあります。
Hydrospineの設計は、フリーダイビングのバックウェイトで、超精密なバランスと浮力を可能にします。そのモジュラリティと迅速な荷重能力、最大6キロまで使用可能など、どのフリーダイビングのディシプリンでも、どのポジションでも使用できます。また、素早いリリースと調整バックルにより、どのサイズでも、どの性別でも調整でき、信じられないほどの快適さを提供します。
このデザインは、2023年のA' スポーツグッズ、フィットネスとレクリエーション機器デザイン賞でシルバーを受賞しました。この賞は、優れた専門性と革新性を示す、トップレベルのクリエイティブで専門的に注目すべきデザインに授与されます。これらのデザインは、強力な技術的特性と素晴らしい芸術的技巧を示し、優れたレベルの卓越性を示し、ポジティブな感情、驚き、ワンダーを導入します。
プロジェクトデザイナー: LAHCCEN LUDOVIC
画像クレジット: Main image is Image #1 Raoul Morel
Optional Image #1 Raoul Morel
Optional Image #2 Raoul Morel
Optional Image #3 Raoul Morel
Optional Image #4 Raoul Morel
プロジェクトチームのメンバー: Creative Designer and Art Director: Ludovic Lahccen
Product Designer: Raoul Morel
Technical and Mechanical Engineer: Steven Pingon
Engineer and technical design office: Charles Pionchon
Tech Designer and prototypes: Alan Philippart
Plastics processing and 3D printing: Olivier Paul
Textile prototypes: Christiane Lefebvre
プロジェクト名: Hydrospine
プロジェクトのクライアント: Apnea Sub